ハセガワの音楽遍歴(大学3年)
このころ日本の売れ線と言えばポリドールから安全地帯、東芝EMIから松任谷由美、ビクターはサザンオールスターズ、アポロンの吉川晃司、Vapの杉山清貴&オメガトライブ、ポニーキャニオンからチェッカーズ、CBSソニーはTUBEなんかが売れてました。
そして何たってこれです。
おニャン子クラブ セーラー服を脱がさないで - YouTube
秋元康劇場の始まりです。
カラオケが台頭してきます。
今のようにカラオケボックスはほぼ皆無で、パブとかカラオケバー的な感じのとこですから、色々なグループが飲んでる中で知らない人達の前で歌うのであります。順番はテーブルごとに順番に回すって状況でした。
シャイな私はかなり苦手でありました。
ディスコもまだまだ現役で、仙台だとレッドパロット、ジジック、サハラ、グリーンハウスとかがありまして日夜ナンパに明け暮れる大学生が多かったです。
ですので流行りものの洋楽チェックは皆してたのでは?
ワム、マドンナ、マイケル・ジャクソン、カルチャークラブ、チャカ・カーン等々。
あと、これも。
A-ha - Take On Me Official Music video - YouTube
これはPVが画期的でした。
私はバイト柄、新譜のサンプル盤が前月に送られて来たのを聴いてるので周りの人達より情報が早かったのでちょっとした情報発信者でありました。
が、個人的には掘り下げたソウルミュージックにどっぷりと浸かっておりまして。
Al Green-Lets Stay Together - YouTube
メンフィス・ソウルのスタックスやノーザン・ソウルのモータウン、あとはフェイム、ゴールドワックス、ハイやシャウトあたりを聴きまくっておりました。
ただ、これはイギリスのMODSの人達が好んで聴いてたから!ってミーハー心があったからです。
ハセガワの音楽遍歴(大学2年)
この頃にはプロモーションビデオってのがだいぶ浸透してきました。
今でいうトコのMVっすかね。
ビデオデッキの普及が大きかったのでは。
小林克也の「ベストヒットUSA」で洋楽チェック、日本モノはTVK制作の「ミュージックトマトJAPAN」でチェックしてたのでは。(まぁ流行ものメインですが)
この頃、私はAztec Cameraにハマります。
Aztec Camera - Walk Out To Winter (Album Version ...
なんてシャレオツなんだ!
ってネオアコブームに乗っかります。
特に好きだったのはイギリスのインディーズレーベルのチェリーレッドレコードから出してたトレーシー・ソーン、フェルト、ベン・ワット、モノクローム・セットあたりですかね。
Tracey Thorn - Femme Fatale - YouTube
ベルベットアンダーグラウンドのカバーです。
もちろん、みんな大好き「The Smith」もガッチリ聴いてました。
あとは、サークルの先輩にモータウンがめちゃくちゃ好きな人がいまして、それがきっかけでソウル、R&Bなどブラックミュージックを聴くようになってきます。
MARVIN GAYE & TAMMI TERRELL "Ain't no ...
世の中はマイケル・ジャクソンとマドンナが席巻しておりました。
ハセガワの音楽遍歴(大学1年)
大学生になり1982年に仙台にやってきました。
プロテスタント系の大学だったのでキリスト教学って必修の課目は落とせない!ってんで、Y・M・C・A(ヤング・マン・クリスチャン・アソシエーション)ってサークルに入るとキリスト教学は落とさない!って話しを聞いて、そこに入ります。
ま、先輩はじめ、みんなそんな不純な動機で入ってきた人ばっかりの集まりでしたが、なぜか音楽好きが多かったのです。
そこでDavid BowieのZiggy Stardustを教えてもらいまして、物凄く衝撃を覚えました。
めちゃくちゃデビッド・ボウイ好きなのですが、実はリアルタイムではなく、ここから聴き返してみた感じです。(ちなみに「ロジャー」とかは高校のときに聴いてたのですが「ふーん。」ってくらいでした)
David Bowie - Lady Stardust - YouTube
で、レコード会社の卸屋さんでアルバイトを始めます。
東北各県のレコード屋さんから注文が来てレコード会社に発注して入荷したものを発送する!ってバイトでした。
これが大学のすぐ近くだったので、普通に9to5でアルバイトしてました。
出席をとる授業だけダッシュで行って返事してくる!みたいな。
当時は仙台にもワーナーパイオニア、ポリドール、CBSソニー、コロムビア、東芝EMI、クラウン、徳間音工、アポロン、ポニー・キャニオン、テイチク、キング等々レコード会社の営業所がありました。
当時は毎月21日と25日に新譜が発売になるケースが多く、前月あたりに試聴盤が届くのです。
もちろんアナログ盤かカセットテープですが。笑
ちなみにカラオケのテープもよく売れてたのですが8トラがまだ現役でした。
もう、試聴盤もらいまくりまして色んなジャンルの音楽が聴けるわけです。
大学時代はめちゃくちゃ音楽を聴きまくりました。
この年に一番よく聴いたのがプリンスの「1999」でした。
YouTubeにイイ感じの「Little Red Corvette」があがってない・・・・無念。
あとはもうThe Style Councilです!
「Café Bleu」です。
もう今となってはMODSファーザーですからね。
私も勝手に師匠と思っています。
The Style Council - My Ever Changing Moods ...
JAMをずっと聴いてきて好きだったものですから、解散後ポール・ウェラーがアルバムを出す!って言うんでもちろん買いました!輸入盤で!
で、アナログ盤に針を落としたら1曲目の「Mick's Blessings」のノリのいいピアノソロの後にこの曲が入ってまして、もうJAMとは全く別物でして、アナログ盤のジャケットは合ってるんだけど中身は間違ってるんじゃ?って思った記憶があります。
ちなみに「Café Bleu」のジャケットはポール・ウェラーが白いステンカラーコートを着ているのですが、バイト代を貯めてアクアスキュータムのステンカラーを買いました。
ミーハーです。
ハセガワの音楽遍歴(高3)
今のようにネットや携帯電話やらなどまったく無かった時代ですので、音楽に限らずあらゆる情報は雑誌やラジオ、テレビなどで仕入れるしかなかったのです。
この頃は、平日のNHK FM 22:20~(だったような)から23:00まで「サウンドストリート」ってラジオ番組がありまして毎日聞いてました。
DJが日替わりで、松任谷正隆・森永博志・烏丸せつ子・佐野元春・坂本龍一、あとは渋谷陽一御大などがやっておりまして貴重な情報源でした。
高3の時の出会いで一番印象にあるのはJoe Jacksonの「BEAT CRAZY」でした。
Joe Jackson-Beat Crazy - YouTube
ラジオで情報を得て、アルバムはジャケ買いでした。
でも、やはり高校時代は日本物一辺倒だったかなぁ。
スターリンを聴いたのもこの頃か?
ちなみにスターリンはタモリのオールナイトニッポンで知りました。
そして、秋田の高校を卒業して仙台に行くことになります。
秋田を離れる時に聴いた曲はコレです。
ベタ過ぎます。
今、考えると、ちょっと恥ずかしいです。
もちろん映画も観に行きました。(笑)
ハセガワの音楽遍歴(高2)
NHKの21時から「ニュースセンター9時」って番組がありまして、磯村尚徳がキャスターをしていたアレです。
まぁ、ニュースの後に何か特集とかやってたりしてたんですが、その特集にARB(アレキサンダー・ラグタイム・バンド)の石橋凌が出たことがあるんです。
インタビューがメインでしたがライブ映像もちょこっと映ってて、それが「Tokyo Cityは風だらけ」でした!
ARB / TokyoCityは風だらけ(初期ARB) - YouTube
ここから「めんたいロック」ブームに乗ってしまいます。
ダントツで好きだったのがRoosters。
The Roosters レッツ・ロック (1st Version) - YouTube
ハセガワの音楽遍歴(高1)
高校1年の時に、まずは何故かLed Zeppelinのコピーバンドを始めてしまいます。
仲の良いクラスメートがドラムをやってましてzeppelin好きだったんです。
パートは何故かボーカルでした。
ま、俺の中でのツェッペリンは中学1年生で終わっていたので、このコピーバンドも1回ライブをやって消滅です。
高校1年生の時はツェッペリンのドラム、ジョン・ボーナムが亡くなり、そして12月にはジョン・レノンが射殺されるという洋楽界には激震が走った年であります。
JOHN LENNON .STARTING OVER - YouTube
ちょうど亡くなる前月に「ダブル・ファンタジー」をリリースしたばかりでした。
そして、私がLed Zeppelinの中で一番好きなアルバム「In Through the out door」も同年発売。
Led Zeppelin-Carouselambra - YouTube
ハセガワの音楽遍歴(中3)
中学1年、2年と完璧に洋楽中心に聴きまくりましたが、中学3年生のときに
日本のバンドに巡り合います。
当時、日曜のお昼に「TVジョッキー」って番組がありまして、はい、あの白いフォーク
ギターがもらえる番組です。
たまたま見た時に出ててやってたのがこの曲。
この衝撃に日本のバンドにハマりはじめます。
おりしも「めんたいロック」ブームが始まり始めた頃です。